前回(離婚の経緯⑧じごくの夜)のつづきです。
元夫に対して私が激しく怒った夜、
風呂場から水の流れる音が聞こえました。
シャワーの音でも、お湯を張る音でもない。
不思議に思い風呂場にいくと
水が張られ溢れる湯舟
それを見た瞬間、私は気づきました。
彼は死のうとしてる
血の気が引いて元夫を探すと、
彼は私の仕事机に向かっていました。
すでにことに及んでおらず安心するも
彼の手元を見ると…
遺書を書いていました。
「何やってんの!」と紙を奪い取ると
彼も必死に奪い返そうとして破れました。
が、切れ端を見ると走り書きで
「ごめんなさい」
と書いてありました。
つづきます。
…うーん、思い出しながらシンドイ
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