前回(離婚の経緯㉒子供と離れる選択肢)のつづきです。
家まで面会にきた家庭相談の方に
息子と離れる提案をされた私。
預け先は児童養護施設にという事でした。
夢にも思ってなかった提案に固まる私。
いま息子に危害が及んでいる訳ではないので
強制保護ではないけど、元夫や私がいつ
息子を危険に晒すか心配されていました。
「息子と、離れる…?」
二人で死ぬことは考えても別々に暮らす事は
考えたことすらありませんでした。
私にとって息子は私の一部のような存在で、
私と少しでも離れればすぐ泣いてしまうし
何より私にとって息子は生きる意味そのもの。
固まる私の横で息子は満面の笑みで、
覚えたての「はーい」を披露していました。
しばらく思考停止していましたが
これに関しては考える必要すらなく
1ミリの迷いもなく答えました。
「息子と離れることだけは
何があっても絶対イヤです。」
それを聞いた家庭相談の人は
「分かりました、じゃあ今日から週に何度か
お母さんと息子くんの様子を知るために電話
してもいいかな?」と提案してくれたので、
了承して、その日の面会は終わりました。
この事があり、私は目が覚めました。
イロイロイロイロ難しく考えていたけど
私が欲しいのはただ一つ
息子との平和な生活
それ以外はどうでもいいと思いました。
最終的にはこの時の気持ちの変化が
離婚の決定打となった気がします。
つづきます。
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