デブは生き様だと思う。
そこそこ大人の場合、体型や肌を見るだけでどんな生活を送っているのかは漏れ出るものだけどデブは特にそれが分かりやすい。
自堕落な生き様バレッバレ
私は物心つく前から「お乳を吐くまで飲むタイプ」だったそうで、幼児期は友達宅に行くと遊ぶよりも出されるオヤツが楽しみだったし、ファミレスに行こうと言ったのに店の前を通過しようとした母に泣きながら噛み付いた事もあります。(駐車しようと通過しただけだったので激しく叱られ結局食べさせてもらえなかった)
我ながらドン引きレベルの食い意地…!
思春期になり異性の目が気になりだすと食い意地と恥じらいが激しくぶつかり、食べては嘔吐という最終手段に出たこともありました(ごくごく短い間だけだけど)初めて彼氏が出来た時は、彼氏の友達が「あのデブと付き合ってるの?」と笑っていたと聞き泣いたのを覚えています。
あぁそれでも食べるのが大好きなんて…
こんなに食べることが好きなのに、素敵な男性に愛されるには我慢をしなければいけないなんて。幸せになるため男性とお付き合いをするのに一番好きなことは我慢する悲しみ。本当に長年ジレンマを抱えながら生きてきた気がします。
デブは堪え性がないのは確か、でもその堪え具合いは人によるはず。みんなが私ほどのキツイ思いをして食べるのを我慢してるとは考えられない(え、同じくらい我慢してんのかな、そんなまさか。)私も睡眠欲や性欲や物欲は堪えられる、激務だって弱音を吐かず頑張れるし痛いのもそこそこ堪えられる。食欲だけがウィークポイントなのだ。
…なのになのに
デブをいくら正当化したところで世間は私を「デブw」と見下すだけで男性はデブを恋愛対象には見てくれない。
というか、なんてったって
己がデブを見下してるので
自己肯定感が下がる一方。
これ本当にどうしたらいいんでしょう。同じデブでもキラキラしてる人を見るとあんな風になれたらなぁと思うのですが、でもやっぱり私が憧れるのはスリム(というか普通体型)の人なわけで、まったく割り切れない。
好きな食を我慢して自分を好きになる
食を楽しんで自分を嫌いなままでいる
以外の選択肢があるなら本当に知りたいと思う今日この頃…いや、この二十年です。
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