「Eさんと別れるなんて無理~!
でも再婚をあきらめるのも嫌~!」
と、毎日うだうだ悩んでいた私ですが
ある恋愛ブログを読み、怖すぎて絶対に
言えないと思っていた「結婚したい」
という想いをEさんに伝える決意を
しました。
そしてEさんが家に遊びにきた夜…
「私…
Eさんと結婚するって
決めたんだ。」
と唐突に逆プロポーズをしました。
そう、まさかの決定事項で。
なんで決定事項で言ったかって、
ただただ動転していたから。
自分でも言いながら「は??」って
思っていましたしね!
で、この言葉を聞いたEさんが
どう反応したのかと言うと…
「ん…?」
と言ってポカンとしました。
まぁ、急に上からたらいが落ちてきた
くらいの衝撃はありますよね、
今まで結婚の話題なんて出てないのに
プロポーズされるなんて思うはずもない。
そのまま少し反応を待ったのですが、
Eさんは何も言わないまま…。
私は沈黙の恐怖に気が狂いそうになり
何か言わねばと思った結果、
「結婚相手は
キミに決めた
…ってこと」
と、言い放ちました。
…ポケモンマスターかな?
いや、ほんと、なんで選ぶ側
みたいな言い方をしているのか。
圧倒的に惚れているのはこっちなのに!
今すぐ「なんちゃって」と言いたい。
自分の発言をdeleteしたい。
せめて2分前からやり直させて欲しい。
…などと私が死にそうになっていると
Eさんがやっと口を開きました。
「っふふ…そうか」
その横顔を見ると微かに口角が
あがっている。…笑ってくれた?
え、どういう意味で笑ってるの?
わかんないけど、わかんないけども
引いたり、怒ったり、困ったり
してないっぽい!!?
処刑台に立っているような気持ち
だった私は、その表情を見て一気に
張り詰めた緊張が解けました。
つづきます。
くそしょぼいポケモンマスターの
応援よろしくおねがいします。