少し前にTwitterでバズっていた
『いつもはなつにおわる』っていう漫画を
いま再び読んで思ったんだけど。
きちんと別れ話をしてくれたってことは、
「復縁」したいと言ったら考えとくよって
言ってくれたってことはさ、
私は本当にEさんの彼女、だったんだね。
今さら何をほざいておるのかって
思うかもしれないけど、
ずっとずっと信じられなかった。
Eさんのことではなくて
好きすぎてご飯も喉が通らなくなる程の
相手と自分が付き合えたってことが。
そのくらい私は恋愛に関してポンコツで
何人かと付き合い結婚もしていたけど
片想いが成就したことは一度もなかった。
いつも「まぁ…」と思う人に好いてもらい
付き合ってから相手を好きになっていた。
私から好きになる=付き合えないっていう
方程式が完全にインプットされていた。
しかもEさんは、好きとか愛してるとか
まったく言わないし束縛も一切しない。
私が言わないと誕生日もクリスマスも
スルーだしLINEの返事もなきゃ電話にも
でない。
随分と長い間、私は彼女になれたのか
確信が持てずにいたと思う。
なんなら別れた後で「あなたの事は遊び」と
アンチっぽい方に言われたとき
「そうかもなぁ」と思わなくもなかった。
だから、彼女だったのだと実感できることが
あると本当に嬉しい、それが別れ話でも。
クリスマスデートもプレゼントもセックスも
付き合っていなくても出来るけれど、
『別れよう』と言われるのは恋人か夫婦だけ。
あぁ、もっと恋人でいられた時間を大切に
すれば良かったな。本当に自分は彼女なのか
疑ったり試したりするんじゃなかった。
すごいなー
あんなに素敵な人の彼女だったのかー
好きって思ってもらえていたのかよー
それだけでヤバいよ、奇跡だよー
もうそれだけで十分、幸せだったな。
最近はそんな風に気持ちを整理しつつある。