さて、少し前に発達障害だろうと
診断された息子の話です。
その後、息子の希望もあり
2年生になってから一度もクラスで
算数と国語を受けたことがなかったので
試しに受けてみることにしました。
1年の時は担任が怖くて学校に行くと
お腹が痛くなってしまったのですが、
2年になり担任が優しい女性になってからは
何とか門をくぐる事は出来るようになりました。
(たまに好きな図工や図書だけ参加して、
「はぁ疲れた~」と言って帰る感じ。)
で、約8ヶ月ぶりの国語と算数に挑戦。
結果、ぜんっぜん無理でした。
まず国語、配られたプリント数枚を
一気に読みふけって先生の話を少しも
聞いてない!(一切、耳に入ってない)
それと黒板の文字をノートに写すという
「単純作業」が相当な苦痛だったようで
廊下で見学していた私の所にふらら~と
やってきて「無理…お腹が痛い」と涙目。
始まって10分で保健室に行きました。
また後日、算数を受けました。
こちらは何とか最後まで居れたのですが
先生が「三角定規を持って教室の中の
“直角”を探してみましょ~」と言って
みんながワイワイ動き回っている中で、
息子だけジッとしている。その手には
「危ないから触らないでね」と言われた
コンパスが。コンパスの使い方が気になり
仕方ないご様子。しばらく様子を見ていた
先生が仕方なくコンパスの使い方を教えると
目をキラキラさせて他の子が◣を探す中
延々と〇を書きまくる息子。
いやぁ~、フリーダムやね。
発達障害たる所以を目の当たりにして
私も「なるほど…これは普通ではない」
と納得せざるを得ませんでした。
そして、一つの覚悟ができました。
それは「息子を特別支援学級に入れる事」
特別支援級っていうのは
発達障害や軽度の身体・精神障害の子が
特別な支援のもと学習をするクラスですね。
(重めの子は特別支援学校へ行く)
前から検討はしていたのですが、多動もなく
知能も高めで静かな環境を好む息子にとって
どうしても賑やかになりがちな支援級が
居場所としてどうなのかと言うのは
私もプロの支援員の先生も分からなくて、
ずっと検討のままでした。
でも、
国語と算数を受ける(受けれてない)息子を
見て、これは支援が必要だと確信しました。
むしろ1年生の時、よく頑張ってたなと。
ノートを書き写し、先生に怒られながらも
何とかみんなと同じことをしていたんだから
相当しんどかったはず。気づいてあげれず、
順調と思っていた私は本当に愚かでした。
で、さっそくスクールカウンセラーさんに
相談し支援級を体験してみることに。
息子には「君が勉強しやすいように工夫を
してくれるクラスだよ」と説明しました。
つづきます。